最近“マタニティディズニー”という言葉がよく聞かれるようになり、
ディズニーに来園する妊婦さんも以前よりも多くなったように感じます。
しかしそんな“マタニティディズニー”、
しっかりと事前準備をしていないと、
いざという時に本人だけでなく、周りも大変な思いをすることになってしまいます。
「妊娠中にディズニーは危なくないの?」
「妊娠中だけど、どうしても出産前にディズニーに行きたい!」
「ディズニーで万が一体調不良になったらどうなるの?」
私も以前ディズニーランドに行った際、
アトラクションの列で前に並んでいた妊婦さんが途中で気分が悪くなり、
列から抜けたのを見たことがあります。
ディズニーで妊婦さんが周りに迷惑をかけてしまう理由や、
ディズニーでの妊婦さんへのサービスについて事前に把握することで、
・妊婦さんがディズニーに行くリスクを客観的に考えられる。
・どのような準備を事前にしておくべきか。
・当日パーク内で気をつけることは何か。
等、少しでもリスクなくディズニーを楽しめるはずです☆
一緒に検証していきましょう☆
目次
ディズニーで妊婦さんが迷惑をかけてしまう2つの理由とは?
数年前より“マタ旅”という言葉がよく聞かれるようになり、
妊娠中でも旅行を楽しむ!という考え方がブームとなってきています。
またその中でもディズニーは、「妊娠中でも安心して楽しめる」イメージが大きいようで、
子供を出産する前にどうしてもディズニーに行きたい!という妊婦さんも多いようです。
そんなディズニーで、妊婦さんが迷惑をかけてしまう理由とは何なのでしょうか?
①妊娠中は、いつ体調が悪くなるか分からない
妊娠中は、安定期に入っていてもいつ体調が悪くなるか分かりませんよね。
パーク内を歩いている最中であれば、近くのベンチに座って休む等できるかもしれませんが、
それが万が一、アトラクションやショーの最中だとしたら…?
キャストさんが近くにいない場合もありますし、
最悪の場合、アトラクションやショーを中断してしまう…なんて可能性もあるのです。
もちろんキャストさんたちは、万が一の場合の対応も把握していますし、
体調が悪くなった妊婦さんを第一に行動して下さると思います。
でも、そこで途中で中断されてしまった周りのゲストや、対応をするキャストのことを考えると…避けたい事態ですよね。
②緊急搬送された場合、搬送先病院が対応するのが大変
妊娠中のパークで「ゆっくりと過ごそう。」と思っていても、一日中歩くことになりかねませんし、
ディズニーにいるワクワクもあり心体ともにいつもとは違う状況にいることになります。
また暑かったり寒かったり等気候にも大きく左右されますよね。
そのため事前に体調を整えてきても、
その分いつもより体調を崩しやすいのです。
万が一パーク内でいきなり腹痛が…なんて事になった場合、
ディズニーには救護室がありますが医者は常駐していません。
そのため舞浜・浦安周辺の、いつものかかりつけの病院とは違う病院に行くことになるのです。
これは病院側からしてもとても大変。
特に、ディズニーリゾート周辺にある病院には、ディズニーリゾートから緊急搬送される妊婦さんの数が多く、
その大半がかかりつけでなく、母子手帳さえも持っていない人が半数だそう。
今までの赤ちゃんや妊婦さんの様子や成長の過程等が記録された母子手帳がない状態で、
病院は対応しなければいけないのです。
ディズニーで妊婦さんが緊急搬送された驚きの話とは?緊急搬送されてどうなった?
普段ディズニーで遊んでいて、誰かが緊急搬送されているところを見ることは少ないですよね。
しかし過去には妊婦さんが体調不良を原因に、
ディズニーパーク内から緊急搬送されたこともあります。
ディズニーリゾートの近くにある、天堂大学医学部付属浦安病院の医師がまとめた論文によると、
2007~2010年の4年間でディズニーリゾートから緊急搬送された妊婦さんは129人。
内早産が26人、中には妊娠23週で出産、赤ちゃんが翌日に亡くなったケースも。
また無事に出産となっても、ディズニーから緊急搬送された病院に入院をするわけですから、
退院までは地元に戻ることが出来ず、
家族も荷物を運んだり等の準備をしなければいけない、なんて事も実際あるそうです。
初めての病院や街での入院・出産は少なからず、妊婦さんのストレスになるでしょうし、
自分のためだけでなく大切な赤ちゃんのためにもそんな事態は避けたいですよね。
ディズニーで妊婦さんが迷惑をかけないためにするにはどうすればいい?ディズニーで遊ぶときの妊婦さんに安心のサービスはある?
以前まで妊婦さんは「ゲストアシスタンスカード」というカードを持つことが出来ましたが、
そのサービスが2019年7月をもって廃止、
現在は「合流利用サービス」というサービスが用意されています。
このサービスは、アトラクションやグリーティング施設等利用の際に使えるサービスで、
長時間列の中で待つことが困難なゲスト(妊婦さん含む)が、
同行者グループが列に並んでいる間に別の場所で待つことが出来、乗り場で同行者グループと合流ができる、というものです。
事前予約等は不要で、利用する施設の入り口でキャストさんに、”合流利用サービスを利用したい”旨を伝え、
妊婦さんのパークチケットを提示するだけで大丈夫☆
パークチケットにそのタイミングでの待ち時間から計算された合流時間を登録してもらえるので、
妊婦さんは指定の合流時間まで近くで待機することが出来ます。
長時間立ちっぱなしや列での移動は、妊婦さんにとってはかなりきついものです。
事前登録無しで利用できるので、アトラクション等を利用する際は是非活用したいサービスです☆
また、妊婦さんがディズニーに行く際に一番気をつけなければいけないことは
”絶対に無理をしてはいけない”
ということです。
ディズニーに行った際、夜気づいたら何万歩も歩いてた!なんてことはよくあること。
私もディズニーに行った際、「今回はゆっくり過ごそう♪」と決め、ゆっくりと過ごしたつもりでも、
夜になるとぐったりとしている…なんて経験は何回もあります。
また、暑かったり寒かったり等の天候にも妊婦さんの体はかなりの負担を受けます。
事前に天気予報等チェックして服装や水分補給、休憩する場所をあらかじめ決めておく等の事前準備が必要です。
母子手帳も絶対に忘れず携帯してくださいね☆
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ディズニーで遊んだ妊婦さんの評判や感想は?口コミまとめ
実際に、妊娠中にディズニーで遊んだ妊婦さんはどのような体験をしているのでしょうか?
口コミをまとめてみました☆
今日は旦那とディズニーシーに行ってミニーちゃんに安産祈願してもらいました♥(ˆ⌣ˆԅ)#マタニティディズニー pic.twitter.com/cRKRMrjg8U
— ゆかちん❥4m👶🎀 (@yuka_chin415) April 14, 2019
Disney楽しかった〜〜
アトラクションはもちろん全然乗れんけど、気持ちがすっごい充実してた(*´ω`*)💕プルートに対して、「プルートー!!!」ではなく、「わんこー!!!💕」って気持ちで抱きついてた私です←
ふわふわで気持ちよかった(●´ω`●)#マタニティディズニー#プルート#ディズニー pic.twitter.com/tp9SIC4jPd
— mm&mm (@mamiekiseed) December 7, 2018
ディズニーに行って、キャラクターたちに安産祈願をしてもらう妊婦さんはとても多いそう!
私の友人も妊娠中、ミッキーに安産祈願してもらっている写真をずっと飾って励みにしていました。
また、ディズニーはアトラクションに乗れなくても、雰囲気やショー等楽しめるのは妊婦さんにも嬉しいですね☆
びっくりした所リプを見たら可愛いかったけど妊娠中の下痢はマジで怖いwww安定期に夜行バスでディズニー行った時バスの中で下痢による腹痛が突然来てめっちゃ漏れそうでやばかった😂😂😂😂
— ちえる (@chelu_na) February 1, 2020
ディズニーは妊娠六ヶ月のときに夫とふたりで行ったきり。体調は安定してたけどさすがに絶叫系アトラクションは乗れなくて、また身軽なときに行きたいねーって話してた。
あれから十年か……— とびらの@ずたぼろのひと (@tobiranoizumi) May 19, 2019
やはり遠方から来る場合、その道中でも体調不良等を起こしやすいよう。
また、いつもアトラクションをメインにディズニーを楽しんでいる方は、乗りたいアトラクションに乗れず、十分に満喫出来ないかもしれません。
私も以前、妊娠中も友人とディズニーに遊びに行った際、
友人がアトラクションに全然乗れず、「せっかく来れたけど…」と少し残念そうでした。
アトラクションに乗れない前提でのパークプランを事前に立てたら良かったかもしれませんね。
ディズニーシーで妊婦が乗れる乗り物やショーについての情報はこちらを参考にしてください☆
ディズニーで妊婦さんが遊ぶ場合のおすすめポイントについて
・母子手帳は必ず持参!
・アトラクション等を利用する際は”合流利用サービス”を活用しよう!
・事前に当日の天候チェックや服装、パークプランも考えて準備!
・妊娠中でも楽しめる施設等リサーチしておく!必要であれば、レストラン等も予約☆
妊娠中だと、体調も不安だし十分楽しめないのでは…と不安に思う方も多いと思いますが、
事前にしっかりとリサーチして行くことで、いつもとは違ったディズニーをゆっくりと余裕を持って楽しめますよ☆
こちらの記事も参考にしてみてくださいね♪ |
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【まとめ】ディズニーで妊婦さんが迷惑をかける理由と対処方法について
◆妊婦さんのディズニーは、しっかりと準備をしていかないと危険!
◆無理をしてしまうと、周りに迷惑がかかってしまうことも。
◆過去にディズニーからの妊婦さんの緊急搬送は多く、そこで入院となってしまうことも。
◆体調を一番に優先し、絶対に無理をしてはいけない!
◆ディズニーの”合流利用サービス”を上手に活用しよう。
今回、妊婦さんがディズニーに遊びに行った際の過去の緊急搬送のお話しや、
妊婦さんが利用できるディズニーのサービス等について検証してきました☆
私も以前は、こんなに妊婦さんが緊急搬送されている事例があることを知らずとても驚きました。
でも、出産前にディズニーに行きたい!という気持ちもとっても分かります!
妊娠中でも、しっかりと準備をしていけばディズニーは楽しめると思います。
しかし、ひとりひとり体調や状況は違います。
自分、またこれから生まれてくる赤ちゃんを第一に考えて、
是非楽しいディズニー旅行にしましょう☆
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